加盟店キーパーズコラム『遺品整理屋は見た! Vol.75』
捨てる勇気と決断とその意味
捨てるには、物や縁を捨てるだけでなく、プライドを捨てるや売り上げを捨てる、人間関係を捨てるなど、
色々な“捨てる”があります。そして、捨てるには相当な勇気と決断がいるものです。
私の中で一番大きかった“捨てる”は、遺品整理会社を始めたときに、引越センターの仕事をすべて断ったことです。
あえて引越センターの売上を捨てて、遺品整理業で生きて行かないといけない状況に自分を追い込んだのです。
1億円以上の売上がありましたので、もったいないように思うかもしれませんが、
もしそのまま引越センターも兼業で行っていたら今のキーパーズはなかったのではないかと思うので、
私はその決断は正解だったと思っています。しかし、世の中には絶対に自分では捨てられないものがあります。
それが、私たちがお手伝いしている遺品なのですね。
バックナンバー:
Vol.74 「良い結果を出す人、出せない人」
Vol.73 「2006年に私がお伺いした現場のブログですが」
Vol.72 「あとで言うね、いま言えないけどという人」
Vol.71 「もし自分が死んでも意識が有ったとしたら」
Vol.70 「親家片」でしなくてはならない5つのこと
Vol.69 「借地の家は相続登記しないと解体できないのか?」
Vol.68 「今後増加する、解体できない事情」
Vol.67 「キーパーズ遺品整理保険が出来ました」
Vol.66 「おひとりさまでもだいじょうぶノート」
Vol.65 「親戚のなかで一人住まいの人はいませんか?」
Vol.64 「遺品整理込みの不動産の買取」
Vol.63 「断食道場に来て今日が最終日です」
Vol.62 「相続した空き家の植栽で頭を抱える遺族」
Vol.61 「熱射病と日射病と熱中症の違い」
Vol.60 「にっちもさっちもいかない時には?」
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Vol.58 「キーパーズ 遺品整理保険」が出来ました
Vol.57 自己主張が強すぎると損をする
Vol.56 便利なサービスには気を付けて
Vol.55 遺品整理の事前相談者の死
Vol.54 毎年、頭の痛いカレンダー制作
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Vol.52 「何」の選択肢を事前に用意するという気遣い
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Vol.49 不動産の売却希望者の増加
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Vol.47 コロナによる気づきと、価値観の変化