加盟店キーパーズコラム『遺品整理屋は見た! Vol.77』

 

献体を希望する方々の増加


 

自分の死後、出来るだけ費用や手間を、遺族に負担を掛けないようにと自ら献体に申し込みをしている方がたくさんいらっしゃいます。
献体とは、医学技術の発展のために自らの遺体を提供するものです。
簡単な葬儀や火葬の費用など、ご遺骨になるまでの費用は大学病院が負担してくれるため、ほとんど費用が掛からないのです。
ただ、献体に申し込みをしているご遺体でも、死後すぐに連絡し保存処置をしてもらわないと状態が悪くなるので、
献体としては受け付けてくれなくなります。
従って、自宅で一人住まいの方は部屋で孤立死して発見が遅れるようなことの無いように、毎日誰かと顔を合わすようにしていないと、
費用の負担を抑えるために準備をしていても、遺品整理やリフォーム代などが割高になり、ご遺族に負担をかけることになってしまいます。



 

バックナンバー:

Vol.76 「身内との絶縁関係で子供に迷惑をかけないように

Vol.75 「捨てる勇気と決断とその意味」

Vol.74 「良い結果を出す人、出せない人」

Vol.73 「2006年に私がお伺いした現場のブログですが」

Vol.72 「あとで言うね、いま言えないけどという人」

Vol.71 「もし自分が死んでも意識が有ったとしたら」

Vol.70 「親家片」でしなくてはならない5つのこと

Vol.69 「借地の家は相続登記しないと解体できないのか?

Vol.68 「今後増加する、解体できない事情」

Vol.67 「キーパーズ遺品整理保険が出来ました

Vol.66 「おひとりさまでもだいじょうぶノート

Vol.65 「親戚のなかで一人住まいの人はいませんか?」

Vol.64 「遺品整理込みの不動産の買取」

Vol.63 「断食道場に来て今日が最終日です」

Vol.62 「相続した空き家の植栽で頭を抱える遺族」

Vol.61 「熱射病と日射病と熱中症の違い」

Vol.60 「にっちもさっちもいかない時には?」

Vol.59 「息子を亡くした元気な93歳の相続人」

Vol.58 「キーパーズ 遺品整理保険」が出来ました

Vol.57 自己主張が強すぎると損をする

Vol.56 便利なサービスには気を付けて

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Vol.52 「何」の選択肢を事前に用意するという気遣い

Vol.51 「事故物件」という言葉による心理的影響

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Vol.49 不動産の売却希望者の増加

Vol.48 ロビーも駐車場はガラガラなのに・・・

Vol.47 コロナによる気づきと、価値観の変化