加盟店キーパーズコラム『遺品整理屋は見た! Vol.85』


相続税のかかるケースと注意点


相続に伴い、ある一定以上の財産については、相続税が掛かります。
しかし、借金などマイナスの財産や、葬儀にかかった費用や、「基礎控除額」なども差し引いても、一定以上の額を超える場合に相続税が掛かります。
「基礎控除」の額とは、3,000万円+(600万円×法定相続人数)で計算し、その額が相続財産から差し引くことになるのです。
例えば、相続人が「被相続人の配偶者と子2人」の場合は、法定相続人数は3人となり、「基礎控除」の額は4,800万円となるので、
相続した財産の額が4,800万円以下であれば、相続税はかからないということになります。
実際に、相続税が掛かるケースは、相続が発生したご遺族の中でも8%程度ですが、現金が無く不動産だけが残った場合、
遺族が相続税金の支払いに困ることが有るので要注意です。



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